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前回の続きです。

この家に縁あって暮らし始めて
28年経ちました。
色々な思い出が沢山詰まった家です。
機織もこの家で始めました。
糸を入れる大きなカゴを、那覇の久高民藝店で買ってきた日が懐かしいです。
糸を巻く木枠がいつも足りなくて、メルカリで沢山入手できた喜びとか…
とーさんが逝ってしまって…法事の為に座布団が必要になり…急いで与那国織で縫ってもらった座布団カバー…
姿見は札幌に暮らしていた20代の頃、傷があるからとお店の片隅で備品になっていたものを安く譲ってもらいました。クルミの木枠が気に入っていて、島まで持ってきました。
写真1枚に写っているものにも、ひとつひとつストーリーがあって、全部書いていたら大変… 笑

近所のおじぃが作ってくれたカゴも、大切にしています。

機織仲間が織った草木染めの綿麻手織物を、キッチンとの境にかけています。
広巾の藍と草木染め綿麻織物は、ほとんど織られないので貴重です。
織った彼女の人柄が好きなので、ここで毎日眺められるのはほんわかします(*´꒳`*)

一番右の…ちょい写真で欠けてる草履の鼻緒も暖簾と同じ織物で作りました。
宿泊中のお客様は与那国織のオリジナル草履をご利用できます。
やはり島は裸足に草履ですよね〜
リラックスして過ごして欲しいです。
工芸品と暮らす宿 SAKURAHOUSE
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